八甲田スキー場遭難事件 初心者の春スキーは難しい
関東は晴天に恵まれていますが、日本海沿いの東北や北海道ではここ数日、猛吹雪の毎日でした。ホワイトアウトを起こし、交通事故が多発。雪溜まりに車が嵌って動かなくなり、排気ガスが車内に充満し亡くなる方や、低体温で亡くなる方もい...
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関東は晴天に恵まれていますが、日本海沿いの東北や北海道ではここ数日、猛吹雪の毎日でした。ホワイトアウトを起こし、交通事故が多発。雪溜まりに車が嵌って動かなくなり、排気ガスが車内に充満し亡くなる方や、低体温で亡くなる方もい...
千代田区大手町にある将門の首塚は、昔から開発されることなく大きなビルの谷間に佇んでいます。地価の高いこの場所は、これまで幾度かの開発が試みられました。その度災難に晒されたため、将門の祟に遭わぬよう其の儘首塚が祀られるよう...
「わたの原八十島(やそじま)かけて漕(こ)ぎ出でぬと 人には告(つ)げよ海人(あま)の釣船(つりぶね)」 参議篁(さんぎたかむら) 小野篁は、平安時代の役人であり歌人です。最終的な職位が「参議」だったので、百人一首では「...
行楽のシーズンです。紅葉も色付き、温泉が恋しい季節になりました。地方の同業の会などでは年に一回ほど旅行へ行き、親睦を深めます。幹事は持ち回りで二人、任命されます。その旅行幹事を、私が勤めた時の出来事です。 先ず目的地は何...
「うしろすがたの にてあれば よもつひらさか こえんとおもう」 亡くなった義父が、昔よく口にしていた言葉だそうです。ある日、唐突に義母が話を切り出しました。「これどういう意味でしょうね。」自分で、メモ用紙に鉛筆で書き込み...
昔、往診先で奇妙な体験をしたことがあります。今から、20年程前のことです。患者様のご家族から、自宅に往診して貰えないかという依頼がありました。肝臓がん末期の患者様です。食事も召し上がれないほど衰弱していました。水分も僅か...
「濡れ衣」という言葉の由来をご存知でしょうか。福岡市博多区に、その由来となった塚が残されています。奈良時代、国司として都から佐野近世(ちかよ)という役人が筑前へ赴任したそうです。妻と娘をつれて赴任したのですが、妻が病死。...
君がどんなものを食べているかを言って見給え。君がどんな人であるかを言ってみせよう。(サヴァラン) あるテレビ番組の、オープニングで使用されている格言です。食べ物にまつわる格言は、数多くあります。いずれも意を得たものです。...
野暮な人のことを野暮天と言います。今では、使う人を見ることがありません。言葉の由来は、蜀山人(大田南畝)が詠んだ狂歌と聞きました。 江戸時代に天災や飢饉が続いたため、氏子の寄進が少なくなった時期がありました。谷保の天神様...
誰でも、「もうこれで一巻の終わりか!」と思ったことが、一度はあると思います。一瞬でほっとする状況もあれば、暫くその不安が続く場合もあります。不安が長く続くのは、嫌なものです。頭の中で色んな思考が巡り、更に不安が膨らみます...
忙しい先生もいれば、暇な先生もいます。特に忙しい先生は、整形外科の部長でした。毎日、昼になると蕎麦屋が出前を持って来ます。しかし、蕎麦はラップされたまま、テーブルの上に放置されているのです。昼休みに、先生が帰って来ること...
人は感情の動物です。患者様の中にも、「私今、裁判を四つ抱えています。」とおっしゃる方もいます。ご本人がトラブルメーカーではなく、相手の方から次々裁判を起こされると言うことです。 昔、実家の建築で、隣人から訴えられたことが...
「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言いますが、漸く暑い夏も終わり。気が付けば、中秋の名月です。月見と言えば、ススキに団子。優雅な日本家屋に住んでいる訳ではないのですが、遠くに虫の音を聞きながら見晴らしの良い縁側で、昔話に出て...
昔、夜間診療で、こんな事がありました。「ビ~。」「ビ~。」呼び出しの電話は、いつも嫌な音です。時計を見ると午前三時。「先生、声が出ないだの、ベロがどうだのと言う方が外来に来てますので、お願いします。」「それって、一体何な...
厄年は広辞林によると、男性の場合、数えで25歳・42歳・61歳とあり、特に42歳は男性の大厄だそうです。 昔、大厄で起こった災難をご紹介致します。当時、運動のため週に一回、家族皆でテニススクールへ通っていました。コーチは...
!このページのコンテンツは全て院長 医学博士 安部英彦の監修に基づいて執筆・制作されております。