ヘルペスは何処にも出来る 口唇ヘルペスについて
「ところで、これって何かしら?」時々、不定愁訴で来院された、ご年配の女性。診察のついでに、一寸尋ねてみたかったようです。示した場所は、鼻の頭。少し周りより赤く、僅かに腫れた米粒大の発疹がみられます。「何ともないですか?」...
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「ところで、これって何かしら?」時々、不定愁訴で来院された、ご年配の女性。診察のついでに、一寸尋ねてみたかったようです。示した場所は、鼻の頭。少し周りより赤く、僅かに腫れた米粒大の発疹がみられます。「何ともないですか?」...
高血圧で通院中の40歳代男性。診察室へ入るなり、「せんせ~、痛風みたい~。」と訴えます。「どんな風ですか?」と尋ねると、左足の脛を指しながら、「これです。痛いからマッサージに行ったら、そこで痛風じゃないのって言われたんで...
君がどんなものを食べているかを言って見給え。君がどんな人であるかを言ってみせよう。(サヴァラン) あるテレビ番組の、オープニングで使用されている格言です。食べ物にまつわる格言は、数多くあります。いずれも意を得たものです。...
野暮な人のことを野暮天と言います。今では、使う人を見ることがありません。言葉の由来は、蜀山人(大田南畝)が詠んだ狂歌と聞きました。 江戸時代に天災や飢饉が続いたため、氏子の寄進が少なくなった時期がありました。谷保の天神様...
誰でも、「もうこれで一巻の終わりか!」と思ったことが、一度はあると思います。一瞬でほっとする状況もあれば、暫くその不安が続く場合もあります。不安が長く続くのは、嫌なものです。頭の中で色んな思考が巡り、更に不安が膨らみます...
忙しい先生もいれば、暇な先生もいます。特に忙しい先生は、整形外科の部長でした。毎日、昼になると蕎麦屋が出前を持って来ます。しかし、蕎麦はラップされたまま、テーブルの上に放置されているのです。昼休みに、先生が帰って来ること...
当院では、高齢者に対しての治療に、一律年齢制限を設けていません。 一般的には高齢者に対し、積極的な癌の治療は行いませんが、ご高齢の方でも個人差や個体差が御座います。 このため、認知症がない場合。また、ご本人が治療に納得さ...
人は感情の動物です。患者様の中にも、「私今、裁判を四つ抱えています。」とおっしゃる方もいます。ご本人がトラブルメーカーではなく、相手の方から次々裁判を起こされると言うことです。 昔、実家の建築で、隣人から訴えられたことが...
進行癌への治療は、化学療法と並行してハイパーサーミアをお薦めしています。標準治療の中でも、長期に渡り続けることになるのが化学療法です。化学療法は、個人差があるものの、副作用は避けられません。副作用の中には、間質性肺炎など...
「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言いますが、漸く暑い夏も終わり。気が付けば、中秋の名月です。月見と言えば、ススキに団子。優雅な日本家屋に住んでいる訳ではないのですが、遠くに虫の音を聞きながら見晴らしの良い縁側で、昔話に出て...
昔、夜間診療で、こんな事がありました。「ビ~。」「ビ~。」呼び出しの電話は、いつも嫌な音です。時計を見ると午前三時。「先生、声が出ないだの、ベロがどうだのと言う方が外来に来てますので、お願いします。」「それって、一体何な...
私達が最も良く遭遇する病気と言えば、風邪症候群です。感染の原因となる微生物の殆ど、8~9割がウイルスです。そのウイルスのなかでも、ライノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルスな...
熱に対し、その感受性には個体差があります。熱い風呂は嫌だという人もいれば、熱くない風呂は入った気がしないという人もいます。風呂の好き嫌いは別にして、ハイパーサーミアでの癌温熱療法についても、その出力レベルには、個体差がで...
初期の癌と診断された患者様の中には、標準治療を受け入れず、ハイパーサーミアのみで治療を希望される方がいらっしゃいます。基本的に、ご本人の意思を尊重致しますが、直ぐ切除すれば絶対完治するであろうと思われる場合、必ずもう一度...
厄年は広辞林によると、男性の場合、数えで25歳・42歳・61歳とあり、特に42歳は男性の大厄だそうです。 昔、大厄で起こった災難をご紹介致します。当時、運動のため週に一回、家族皆でテニススクールへ通っていました。コーチは...
!このページのコンテンツは全て院長 医学博士 安部英彦の監修に基づいて執筆・制作されております。